息子は母親に似る、
娘は父親に似る、と世間では言われたりしますが
私は「祖父似」。
「おじいちゃんにそっくり!」
祖父の職場の机に飾られていた私の写真を見て
みんなが口をそろえて言ったそうです。
父も母も飛び越え、祖父に似ていると言われることが
幼少期は不思議で仕方ありませんでした。

でも、大人になり改めて幼き日の写真を見返したとき
「あー、似てるわ」
妙に納得。
私の祖父似説で一番驚いたことは、
祖父と2人で初めて入った飲食店で
そこの店主に突然「お二人そっくりですね〜」と言われたこと。
そのとき、私は30代前後だったと思います。
「えっ!? ここでも言われる!?」

これまで散々似ているとは言われてきたけれども
大人なってから、しかも初対面で言われるなんてビックリ!
この時のことを忘れることはありません。
最近、幼少期に祖父とよく行ったショッピングセンター跡地に
新しく商業施設ができたので
思い出の風景の変化を見に行ってきました。
何の跡形もないけれど、
形が変わった今でも、私にとってこの場所は
昭和と令和が入り混じる風景に見えています。

数年前、祖父は92歳で亡くなりました。
生前、最後の会話。
「みほちゃんは、いくつになったんや?」
「もう40やで」
「えー!!40!?」
・・そんなに驚く?
あなた、90歳ですよ?
予想外の反応に笑ってしまったけど、
どれだけの年月が経とうと
祖父にとって私は永遠に小学生のようだったのかもしれないな、
そう思いました。
おじいちゃん、私は今年4回目の年女ですから。
驚かないでね。

あなたは、誰に似ていますか?


