誰よりも一番長い時間を共に過ごす「自分自身」。

時の流れと共にいろいろな場面で

これまでとの違い、変化に気が付いているけれども、

 

「今まではこうだった」

「今まではこれでできたのに」

 

現実をなかなか

受け入れることができない人の中には、

 

何としてでも

過去と同じような状態に戻せないものかと

自分のスタンスは全く変えようとせず

周りを変えることに躍起になる人もいます。

 

変えることができるのは

自分と未来だけ。

 

 

「あの頃は良かった」

「昔はこうでああで、こういうことがあって・・・」

 

過ぎ去った日々、

過去の栄光に執着していても何も生まれず

ただ、取り残されていくのみです。

 

思い出話に花を咲かせることは

楽しい時間のひとつであると思いますけど、

ただ、思い通りにならない現状を憂うための

過去の振り返りなんて不要だと私は思います。

目を向けるべきは今この現在、そしてその先ですから。

 

 

自分の思うように事が運ばないときは

「なぜ?」ではなく

「どうすればいいのか?」と、

 

これまで目を背けてきた

自分が一番受け入れがたいことにも正面から向き合い

考え、動いていく他に方法はないと思いますね。

 

それは少々痛みも伴う

ハッキリ言ってとてもメンドクサイことですが、

だからこそ自分が求めるもののヒントは

そこに隠れている気がします。

 

 

手っ取り早く何かモノを買うことで

簡単に解決する話でもないことは

誰もが百も承知だと思いますけど、

 

それでも人間というものは

自分の心惹かれる魅力的な言葉には

「もしかしたら」という期待を持ってしまう。

 

新たに何かを得ようとしなくても

今の自分に必要なものは

もうすでに自分の手中にあることに

気が付いていない人は多いです。

 

遠くばかりを見ていないで

今一度、自分の足元を見てみると

いろいろたくさん転がっていると思いますよ。

 

 

 

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